日本の作曲家、編曲家、医師。童謡を多く作曲。主な作品に、『ブーフーウー』、『勇者ライディーン』、「げんこつやまのたぬきさん」、「おべんとうばこのうた」、「いとまきのうた」、音楽物語『窓ぎわのトットちゃん』、NHK朝ドラマ『いちばん星』、編曲作品「黒猫のタンゴ」がある。1931年に東京で生まれ、幼少時からピアノを習う。東京都立九段高等学校を経て、1957年に慶應義塾大学医学部を卒業し、外科学教室助手を経て、脳外科医師として活動した。それと並行してピアノを中村ハマに、作曲を池内友次郎に師事して作曲活動を始める。日本外科学会会員。父はNHK交響楽団|新交響楽団|日本交響楽団のティンパニー奏者だった小森宗太郎であり、その戦前、戦中の同僚でコンサートマスターが窓ぎわのトットちゃんの登場人物である黒柳守綱だったという因縁もある。2016年6月5日、腎不全のため東京都内の病院で死去。85歳没。